オメガ3で脳卒中リスクを低減する方法
オメガ3と脳卒中予防
オメガ3は魚に多く含まれる必須脂肪酸で、成長・発達や脳機能に重要な役割を果たします。体内では合成できないため、食事やサプリメントで摂取する必要があります。
研究結果:オメガ3はアスピリンに匹敵
2001年に『Journal of the American Medical Association』が発表した研究では、脂肪の多い魚やオメガ3脂肪酸の摂取が、血栓性脳卒中のリスクを日常的なアスピリン服用と同程度に低減する可能性が示されました。さらに、アスピリンに伴う副作用は見られませんでした。
特に、週に5回以上魚を食べた女性は、全く食べない女性に比べて脳卒中リスクが50%以上低下しました。米国心臓協会(AHA)も、脳卒中と心疾患の予防にオメガ3摂取を推奨しています。
オメガ3を豊富に含む食品
魚と魚油はDHAとEPAという形のオメガ3を含み、トリグリセリド低下や脳卒中リスクの減少に効果的です。代表的な脂肪魚は、サーモン、マグロ(特にアルバコア)、カジキ、白身魚、ナマズなどです。AHAは、週に少なくとも2回の魚摂取を推奨しています。
一方、クルミ、亜麻仁、菜種油やオリーブオイルに含まれるα-リノレン酸(ALA)は、DHA・EPAほどの効果は期待できませんが、一定の健康効果があります。
サプリメントでの摂取方法
魚をあまり食べない人は、魚油サプリメントでオメガ3を補うことができます。魚油は液体やカプセル形態で販売されており、健康食品店やドラッグストアで入手可能です。1日1〜2回の摂取を目安にし、飲料や料理に加えても構いません。
