小児の甲状腺機能低下症の兆候と症状とは?

小児期の甲状腺機能低下症は、甲状腺の欠損や遺伝的異常により甲状腺ホルモンが不足する状態です。症状は出生直後から現れ、早期に対処しないと脳の発達に永続的な障害をもたらす可能性があります。

ヨウ素欠乏(クレチン症)

ヨウ素が不足すると、胎児期に甲状腺機能低下症が起こり、先天性クレチン症として知られる聴覚・言語障害が現れます。筋肉が常に緊張し、皮膚や四肢が硬くなるなどの痙性が見られます。

精神機能障害

甲状腺ホルモン不足は脳にダメージを与え、知的発達の遅れや身長の低下を引き起こします。診断が遅れると、知能低下は治療だけでは回復できませんが、筋緊張や皮膚硬化といった外見的症状は改善できます。

消化器症状

慢性的な便秘や体重増加、運動しても体重が減りにくいといった症状がみられます。これらはダウン症候群と似た外観を呈することがありますが、甲状腺ホルモンの一日1回の服用で改善が期待できます。

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