一般的な潰瘍の発生部位:胃・十二指腸を中心に解説

潰瘍は体のさまざまな部位に発生し、組織に影響を与えます。代表的な発生部位を以下にまとめました。

1. 胃(胃潰瘍)

胃の粘膜にできる潰瘍で、ピロリ菌感染、NSAIDsの長期使用、特定の疾患が主な原因です。

2. 十二指腸(十二指腸潰瘍)

小腸の最初の部分にできる潰瘍で、胃潰瘍と同様にピロリ菌やNSAIDsが関与します。

3. 食道(食道潰瘍)

喉と胃をつなぐ管にできる潰瘍。逆流性食道炎、感染、薬剤、外傷などが原因です。

4. 口腔(口内潰瘍)

口内炎やアフタ性潰瘍とも呼ばれ、ストレス、ホルモン変化、外傷、栄養不足、基礎疾患などで発生します。

5. 皮膚(褥瘡・圧迫潰瘍)

長時間の圧迫により皮膚とその下の組織が損傷するもので、寝たきりや動きが制限される人に多く見られます。

6. 下肢(静脈性潰瘍)

静脈不全や血流障害が原因で、足に慢性の治りにくい潰瘍ができることがあります。静脈瘤や深部静脈血栓症が関与します。

7. 大腸・直腸(結腸・直腸潰瘍)

炎症性腸疾患(クローン病・潰瘍性大腸炎)や虚血性腸炎などが原因で、結腸や直腸に潰瘍が形成されます。

その他にも、角膜、膀胱、生殖器などでも潰瘍は起こり得ます。持続的な症状や不安がある場合は、早めに医師の診察を受けましょう。

潰瘍 - 関連記事