膀胱手術とは何か?
膀胱手術は、早期膀胱がんや進行がん、または他の治療で効果が不十分な尿失禁の治療に用いられます。
早期がん(ステージI)
腫瘍が膀胱壁に浸潤していない小さな腫瘍の場合、腫瘍と周囲の少量の膀胱組織を切除する手術(経尿道的切除術や部分膀胱切除術)が行われます。
浸潤がん(進行がん)
腫瘍が膀胱壁の深層まで侵入した場合、膀胱全摘(膀胱全切除術)が必要になることがあります。その際、尿路を新たに作り、体外へ尿を排出できるようにする術式(尿路再建術)も同時に行われます。
人工尿道括約筋(Artificial Urinary Sphincter)
前立腺肥大や前立腺がんに伴い尿道括約筋が弱くなった男性に対し、括約筋を閉じた状態に保ち、必要時にバルブを操作して尿を排出できる人工装置を膀胱頸部に埋め込む手術があります。
スリング手術
患者自身の組織(例えば腸管や筋膜)を利用し、尿道を支えるスリングを作成して、咳やくしゃみでの圧力上昇時に尿道が閉じるようにします。
膀胱頸部吊り上げ術(Bladder Neck Suspension)
外科医が膀胱頸部を外科的に吊り上げ、尿道と膀胱頸部を支えて尿失禁を改善します。
