膀胱炎の概要と症状
概要
膀胱炎(膀胱炎症)は、細菌感染により膀胱が炎症を起こす状態です。一般的には尿路感染症(UTI)として知られています。
尿路系の構成
尿路系は尿道、膀胱、尿管、腎臓から構成されます。膀胱炎は、細菌が尿道を通じて尿路に侵入し感染が起こることで発症します。
主な症状
- 排尿時の灼熱感
- 骨盤部の不快感や圧痛
- 尿が濁る、または血尿
- 頻尿・切迫感(トイレに行きたくなる感覚が強い)
- 軽度の発熱
予防策
メイヨークリニックは、膀胱炎のリスクを低減するために以下の対策を推奨しています。
- 水分を十分に摂取し、こまめに排尿する
- 排尿欲求を感じたらすぐにトイレへ行く
- デオドラントスプレーや香水などを股間に使用しない
- 入浴は浴槽よりもシャワーを利用する
治療法
膀胱炎は細菌感染が原因のため、抗生物質で治療します。使用する抗生物質は、尿中の細菌の種類や耐性に応じて医師が選択します。
合併症
適切に治療すれば膀胱炎は比較的軽症ですが、放置すると腎盂腎炎(腎臓の感染)へ進行する恐れがあります。腎盂腎炎は腎機能に永久的な損傷を与える可能性があるため、早期の診断と治療が重要です。
