新婚旅行中の膀胱炎(ハネムーン症候群)

概要

「ハネムーン症候群」とは、医学的には膀胱炎(システィティス)を指す俗称です。主に女性に多く、結婚後の新婚旅行などで頻繁または長時間の性交渉が原因で発症しやすくなります。

症状

  • 排尿時の灼熱感
  • 下骨盤部の不快感や圧迫感
  • 頻尿・残尿感
  • 尿が濁る、暗い色になる、血が混じる、強い臭いがする

診断は尿検査で細菌培養を行い、膀胱炎かどうかを確認します。

治療法

  • 症状緩和のためにクランベリージュースを飲む、またはタイレノール等の鎮痛剤を使用することがあります。
  • 膀胱炎は細菌感染が原因のため、医師の処方した抗生物質を必ず服用し、コースを最後まで完了させる必要があります。

予防・対策

  • 性行為後は必ずトイレに行き、膀胱を空にする。
  • 前から後ろへ拭くなど、外陰部を清潔に保つ。
  • 水分を十分に摂取し、特にクランベリージュースを取り入れる。
  • 頻繁に膀胱炎を起こす人は、辛い食べ物、アルコール、カフェインを控える。
  • 香料やオイルが含まれる女性用衛生用品、避妊具の一部は膀胱炎を誘発することがあるため、刺激の少ない製品を選ぶ。

留意点

自宅療法で一時的に症状が和らいでも、抗生物質による治療が行われない限り膀胱炎は完治しません。

警告

放置すると感染が腎臓へ拡大し、腎盂腎炎や尿路の組織損傷、重篤な機能障害を引き起こす恐れがあります。症状が現れたら速やかに医療機関を受診してください。

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