男性の膀胱コントロール障害

膀胱のコントロールがうまくいかず、尿漏れが起きる状態(尿失禁)は、年齢や性別を問わず起こり得ます。男性の場合、さまざまな要因が関与し、時には重大な健康問題のサインでもあります。ほとんどのケースは医師の診断と適切な治療で改善可能です。

概要

女性に比べて頻度は低いものの、男性も尿失禁を経験します。年齢が上がるほどリスクは増加しますが、加齢そのものが不可避の症状ではありません。原因は多くが治療可能で、医師は問題を主に以下の4つのタイプに分類し、最適な治療法を提案します。

切迫性失禁(Urge Incontinence)

切迫性失禁は、強い尿意が突然現れ、トイレにたどり着く前に漏れてしまうタイプです。脳卒中、糖尿病、パーキンソン病など神経系の疾患を抱える男性に多く見られます。

緊迫性失禁(Stress Incontinence)

緊迫性失禁は、くしゃみや咳、笑い、重いものを持ち上げたときなど、腹圧がかかる動作で尿が漏れる症状です。社会的な恥や不安を招くことがあり、生活の質に大きく影響します。

機能性失禁(Functional Incontinence)

機能性失禁は、関節リウマチや歩行障害などでトイレまでたどり着くことが困難な場合に起こります。切迫性失禁とは異なり、急激な尿意はなく、普通に排尿したいときにトイレに行く時間が足りないことが原因です。

残尿性失禁(Overflow Incontinence)

残尿性失禁は、膀胱が尿を十分に貯められず、尿が溢れ出すことで起こります。大量の水分を一度に摂取した場合や、膀胱容量が先天的に小さいケースで見られます。

尿路障害 - 関連記事