間質性膀胱炎(IC)の概要と対策
症状
- 尿意の切迫感や頻尿、排尿時の灼熱感・痛み。
- 膀胱が満たされると骨盤部や下腹部、背部に圧迫感や痛みが出る。
- 食事や飲料(コーヒー、アルコール、チョコレート、トマトなど)で症状が悪化することがある。
- 感染がないにもかかわらず尿中に血が混じることがある。
診断
- 尿検査で感染を除外し、CTで腎結石などをチェック。
- 膀胱鏡検査(膀胱拡張)を行い、カテーテルで膀胱を水で膨らませ、内視鏡で粘膜を観察。壁に穴や損傷が認められればICと診断されることが多い。
薬物療法
- エルミロン(ペントオキシフェニル)を1日3回、100 mgずつ服用。副作用は軽度だが肝機能に影響することがある。
- 疼痛緩和のためにイブプロフェンやアスピリンを使用。
- 抗うつ薬のエラビル(アミトリプチリン)が痛み信号の伝達を抑制し、症状を軽減することがある。
- 過活動膀胱薬のベシカレ(ベシケア)などが頻尿・切迫感の改善に役立つ。
膀胱内注入療法(ブレーズ)
- カテーテルで膀胱に薬剤を注入し、15〜20分保持後に排出する。
- 週1回、6〜8回のコースで行い、膀胱粘膜の修復と症状軽減を目指す。
食事管理
- 刺激性のある飲食(コーヒー、紅茶、アルコール、チョコレート、トマト、酸性食品)を避ける。
- 食事日誌をつけて、症状を悪化させる食品を特定する。
- 症状が落ち着いたら、少量ずつ再導入し耐性を確認する。
