男性の膀胱感染症の治療と予防
膀胱感染症は女性に多いとイメージされがちですが、男性や子どもでも発症します。男性の場合は「膀胱炎(システィティス)」と呼ばれ、特に50歳以上の男性に多く見られます。症状を早期に把握し、適切な治療と予防策を取ることが重要です。
症状とサイン
- 排尿時の焼けるような痛みや刺すような感覚、頻尿(少量しか出ない)
- 恥骨部や腰部の痛み
- 性器からの分泌物、尿に血が混じることがある
- 尿のにおいが強い、濁りや暗黄色になる、軽度の発熱があることも
原因
- 主に細菌感染が原因。カテーテル使用者はリスクが高い。
- 前立腺肥大、腎臓結石、尿道損傷なども膀胱感染を引き起こす。
- 米CDCによると、毎年約60万人が入院後にUTIを発症している。
カテーテル関連膀胱感染症の治療
予防策が重要ですが、感染が起きた場合はマクサキン、バクトリム、レバキンなどの抗生物質で治療します。
一過性膀胱感染症の治療
一般的には7日間のドキシサイクリン、または単回投与のアジスロマイシンが処方されます。Bactrim(TMP‑SMX)やシプロフロキサシン、フラダンティンなども使用されます。症状が改善しても必ず全量を服用してください。
再発性膀胱感染症の治療
再発する場合は、3〜6か月間の低用量抗生物質による予防投与(プロフィラシス)を行います。再発の背景に他の疾患があるか検査が必要です。
膀胱感染症の予防
カテーテルは短期間(1〜4日)に留め、適切な挿入と滅菌を徹底します。年齢や全身状態、手術後のケアも重要です。UTI患者との性接触は避けましょう。
水分補給での緩和
十分な水分摂取と、クランベリージュースや柑橘系ジュースが症状緩和に有効です。ヨーグルトに含まれる乳酸菌(Lactobacillus acidophilus)もおすすめです。
