手術後の尿失禁:セルフケア・理学療法・専門的治療法

尿失禁は膀胱のコントロールが失われる状態で、手術後に起こることがあります。年齢に関係なく、子宮摘出術やがん組織の切除などの手術が原因で膀胱機能が低下することがあります。本記事では、手術後の尿失禁に対するセルフケア、理学療法、専門的治療法をご紹介します。

セルフケア

  • 膀胱トレーニング:手術後は、トイレに行く時間を決めて、尿意を待たずに定期的に排尿します。尿意が起きたら5〜10分程度待ってからトイレに行くことで、排尿回数を減らす効果があります。また、排尿後にもう一度膀胱を意識的に空にする「二度排尿」も漏れ防止に役立ちます。

    水分管理:アルコールやカフェインを含む飲料は控えめにし、1日あたり約2リットル(約64オンス)の水分を目安に適度に水分補給を行いましょう。

理学療法

  • 骨盤底筋トレーニング:尿が出るのを止めるイメージで、骨盤底筋を引き締めます。陰部だけでなく、腹部・臀部・太ももにも緊張を感じるはずです。

    電気刺激療法:骨盤底筋に低周波の電気刺激を与えて筋力を強化し、尿失禁を改善します。

その他の専門的治療

  • 薬物療法:抗コリン薬、抗うつ薬、ホルモン療法などが処方されることがあります。

    装具・手術療法:重度の場合は、膀胱サポート用のインサートやリング(女性)、スリング(男性)を使用したり、ラジオ波治療で組織を強化したり、尿道括約筋を修復する手術が検討されます。

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