尿路感染症に使われる抗生物質の種類と特徴

尿路感染症(UTI)は、膀胱・尿道・尿管・腎臓を含む尿路に起こる細菌感染です。頻尿や下腹部の圧迫感、排尿時の灼熱感などの症状が現れ、治療には抗生物質が主に用いられます。

ペニシリン系

代表的な薬剤はアモキシシリンです。細胞壁合成を阻害し、細菌を死滅させます。

セフェム系

セフェム系抗生物質も細胞壁合成を阻害し、尿路に増殖するさまざまな細菌に有効です。

トリメトプリム・サルファメトキサゾール(TMP‑SMX)

スルファ系抗生物質で、UTI治療に広く使われますが、副作用リスクが高く、経口避妊薬の効果を低下させることがあります。

フルオロキノロン系

細菌のDNA合成を阻害して増殖を防ぎます。効果は高いものの、他の抗生物質に比べ価格が高めです。

テトラサイクリン系

細菌のタンパク質合成を抑制し、増殖を抑えます。光過敏症や歯の変色といった副作用があります。

ニトロフラントイン

比較的低価格で、特に膀胱炎に有効です。ただし腎盂腎炎には効果が期待できません。

まとめ

症状や感染部位、耐性菌の有無に応じて適切な抗生物質を選択することが重要です。医師の指示に従い、処方された期間を守って服用しましょう。

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