膀胱感染はどれくらい続くのか?

膀胱感染症(尿路感染症や膀胱炎とも呼ばれます)は、尿路系に起こる一般的な疾患です。生涯に少なくとも一度は罹ることが多く、乳幼児期や高齢期、妊娠中に特に発症しやすいです。症状は痛みや不快感を伴いますが、適切に治療すれば通常は無害です。感染の持続期間は、症状の重症度や治療法によって異なります。

原因

膀胱感染は、皮膚や腸管、便に常在する細菌が尿道へ侵入し、膀胱の粘膜に付着・増殖することで起こります。性行為やトイレの衛生状態が不十分な場合など、細菌が尿道に入る経路はさまざまです。

早期診断

早めに治療を開始すれば、回復は早くなります。定期的な健康診断や症状の観察が重要です。膀胱感染の初期症状は、排尿時の痛み(排尿痛)や尿の濁り、強い悪臭、骨盤や腰の痛みなどです。ただし、これらの症状は性感染症など他の疾患でも見られるため、尿検査で確定診断を受けましょう。

重症度

軽度の膀胱感染は体の免疫で自然に治癒することもありますが、慢性的に繰り返す場合は水分を多く摂取し、細菌を尿とともに排出させることが有効です。多くの場合は抗生物質が必要です。

治療せずに放置すると、感染が上部尿路へ拡大し、腎盂腎炎など重篤な合併症を引き起こす恐れがあります。腎臓まで感染が及んだ場合は入院し、静脈内抗生物質投与が必要になることがあります。

抗生物質の種類と治療期間

医師は膀胱感染に対し、処方抗生物質を選択します。抗生物質の種類により、治療期間は1日で完了するものから2週間程度必要なものまで様々です。男性は短期間の治療に反応しにくいため、比較的長めのコースが設定されることが多いです。症状が数日で改善しても、指示された期間は必ず服用し、再発を防ぎましょう。

長引く感染への対処

抗生物質治療を受けても2週間以上症状が続く場合は、膀胱感染ではない可能性や診断ミスが考えられます。その際は再度医師に相談し、追加の検査や別の治療法を検討してもらいましょう。

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