子宮弛緩(ウテロリシス)とは何か?

子宮弛緩(ウテロリシス)とは

子宮弛緩(英: uterolysis)は、特に分娩時に子宮筋が緩む現象を指します。主に黄体や胎盤から分泌されるホルモン「リラキシン」の作用により、子宮壁のコラーゲン繊維が緩み、子宮が拡張しやすくなります。

月経期にも子宮筋が緩むことで、子宮内膜が剥がれ血液が排出されます。

関与するホルモン

子宮弛緩はリラキシンだけでなく、エストロゲンやプロゲステロンといった複数のホルモンが協調して調節します。

妊娠・分娩における役割

妊娠中はリラキシンの血中濃度が大幅に上昇し、胎児の成長に合わせて子宮が拡張できるようになります。分娩時には子宮が収縮と弛緩を繰り返し、胎児を外部へ押し出す働きをします。

薬剤による誘発

オキシトシンやプロスタグランジンなどの薬剤でも子宮弛緩が誘発され、臨床的に分娩促進や子宮の柔軟化に利用されます。

過剰な子宮弛緩と子宮弛緩不全(子宮弛緩不全)

子宮弛緩は正常な生理現象ですが、過剰になると産後に子宮が十分に収縮せず、出血が止まりにくい「子宮弛緩不全」につながります。適切な管理が必要です。

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