狂犬病の症状と進行段階
狂犬病は哺乳類全般に感染するウイルス性疾患で、家畜やペットでは稀、ヒトへの感染はさらに稀です。多くはコウモリやアライグマなど野生動物に噛まれることが原因で、ウイルスは中枢神経系を攻撃し、治療が遅れると致死率はほぼ100%です。予防にはペットへのワクチン接種が最も有効です。
初期症状
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感染後数日から最大1年までの潜伏期間があります。噛まれた部位にチクチクした感覚や、発熱、筋肉痛、頭痛、倦怠感、吐き気、食欲不振などの全身症状が現れます。
中期症状
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ウイルスが中枢神経に広がると、幻覚、イライラ、意識混濁、攻撃性の増加、痙攣、異常な思考や行動が出現します。話しにくさ、涙や唾液の過剰分泌、光・音に対する過敏、全身の脱力、奇妙な姿勢なども見られます。
末期症状
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神経系の機能が崩壊すると、口から泡が立つほどの唾液過剰、恐水症(激しい水恐怖)、複視、顔面筋の動きの障害、呼吸筋の制御不全が起こります。
治療と予防
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噛まれた直後に石鹸と流水で傷口を十分に洗浄し、清潔な包帯で覆います。その後、速やかに医療機関を受診し、狂犬病が疑われる場合はワクチン接種を開始します。通常、噛まれた当日、3日後、7日後、14日後の計4回の接種が行われます。治療が遅れると致死的になるため、早期対応が極めて重要です。
