サイトメガロウイルス(CMV)の主な症状と特徴
サイトメガロウイルス(CMV)は、体液を介して感染するウイルスです。水痘・ヘルペス・帯状疱疹ウイルスと同様に、潜伏期と活性期を繰り返します。感染が伝播するのは、ウイルスが活性期にある人の体液に接触したときだけです。潜伏中はほぼ感染は起こりません。CMVに感染すると、一般的なウイルス感染と似た症状が現れることが多く、軽度の場合は自覚しにくいことがあります。
無症状
多くの人はCMVに感染しても、活性期であっても自覚症状が現れません。健康状態が低下したときに初めて微細な症状が出ることがありますが、見過ごされがちです。
倦怠感・筋力低下
免疫応答により体内でウイルスと闘うため、エネルギーが消耗し、倦怠感や全身のだるさ、筋力低下を感じることが多いです。
発熱
中等度の発熱(約38.5℃前後)が見られ、通常の風邪よりも長期間続くことがあります。夜間に大量に汗をかく「夜間発汗」を伴うこともあります。
消化器系の不快感
食欲不振や胃部不快感が起こりやすく、場合によっては体重減少に至ります。嘔吐や激しい下痢はまれです。
関節・筋肉の痛み
筋肉痛や関節痛が生じることがありますが、短期間で自然に軽快することが多く、感染に気付かないことがあります。
リンパ節腫脹・喉の痛み
首のリンパ節が腫れ、喉の痛みを伴うことがあります。これは他のウイルス感染でもよく見られる症状です。
まとめ
CMV感染は多くの場合無症状ですが、上記のような症状が現れたら医師に相談しましょう。特に免疫力が低下している人や妊婦は注意が必要です。
