帯状疱疹の合併症と症状

水痘(水ぼうそう)は子どもの頃に罹りやすい感染症ですが、ワクチン接種により近年は発生が抑えられています。水痘ウイルスは体内に潜伏したまま残り、免疫力が低下したときに再活性化して帯状疱疹を引き起こします。帯状疱疹は水痘よりも重い症状が続くことが多く、さまざまな合併症を伴うことがあります。

発疹(帯状疱疹の皮膚症状)

  • 水疱が集まった激しい痛みを伴う発疹が現れ、鎮痛薬でのみ緩和されます。痂皮が残り、永久的な皮膚瘢痕になることもあります。

帯状疱疹後神経痛(PHN)

  • 発疹が治っても神経が損傷し、長期間にわたる激しい痛みが続くことがあります。重度の場合、腕や脚の機能が制限されることもあります。

帯状疱疹後掻痒感

  • 発疹が治癒した後も皮膚がかゆみ続き、神経障害により強い痛みやしびれを伴うことがあります。

ラムジーハント症候群(Ramsay Hunt Syndrome)

  • 帯状疱疹が顔面神経に波及すると、耳や口、頭皮に感染し、聴覚障害や顔面麻痺を引き起こすことがあります。聴覚障害は一時的な場合もあれば、永久的になることもあります。

ハッチンソン徴候(Hutchinson Sign)

  • 鼻先に発疹が出た場合、眼に波及する眼帯状疱疹のサインとされ、失明や重度の眼感染の危険性があります。

重篤な合併症

  • 帯状疱疹が脳や重要な臓器に広がると、命に関わる重篤な状態を招くことがあります。

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