胃ウイルスの症状と兆候とは?
胃ウイルスは誰にでも感染し得る胃腸炎で、特に小児・高齢者・免疫力が低下している人は脱水など重篤化しやすいです。米国では毎年何百万件もの下痢の原因となっています。ウイルスは小腸・大腸に影響し、症状は10日間続くことがあります。特効薬はありませんが、市販薬や十分な水分・休養で症状は緩和できます。
ウイルスの概要(胃腸炎)
- 胃ウイルスはインフルエンザとは無関係で、医学的には「ウイルス性胃腸炎」と呼ばれます。細菌や寄生虫(サルモネラ菌や大腸菌)ではありません。主に手指の不適切な洗浄で感染し、汚染された食事や飲料、貝類や汚染水でも感染します。
主な症状
- 水様性の下痢、吐き気、嘔吐が典型的です。これらは脱水を招きやすく、十分な水分補給が重要です。特効薬はありませんが、症状を緩和する市販薬で不快感を軽減できます。
脱水のサイン
- 強い喉の渇き、口の乾燥、極度の倦怠感や脱力感は脱水の兆候です。尿が濃くなる、尿量が少ない、涙が出にくい、めまいなども見られます。これらの症状が現れたら医療機関を受診してください。
その他の症状
- 発熱、寒気、頭痛、腹痛、筋肉痛も伴うことがあります。症状は曝露後2日から1週間で出現し、最大10日続くことがあります。ウイルスの種類により症状の出方は異なるため、診断が必要です。
ウイルスの種類
- CDCによると、主な原因ウイルスはロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルス、アストロウイルスです。
ロタウイルス:5歳以下の子どもに多く、11月~4月に流行し、主に下痢を引き起こします。
ノロウイルス:全年齢に感染し、10月~4月に多く見られ、嘔吐・下痢・頭痛・筋肉痛・倦怠感が特徴です。
アデノウイルス:通年で2歳以下の子どもに感染します。
アストロウイルス:主に冬季に高齢者や乳幼児に感染し、下痢と嘔吐が主症状です。
症状が重い、脱水が疑われる場合は早めに医師の診察を受けましょう。
