ヘンドラウイルスとは何か
概要
ヘンドラウイルスはオーストラリアに生息するフライングフォックス(大型コウモリ)から馬へ、さらに人へと感染する稀で致死性のウイルスです。馬用ワクチンは既に承認されており、感染予防に役立ちます。
症状
馬の症状
- 発熱
- 咳
- 呼吸困難
- 鼻汁
- 無気力
- 食欲不振
- 筋肉痛
- 脱力
- 痙攣
- 死亡
人の症状
- 発熱
- 咳
- 呼吸困難
- 筋肉痛
- 頭痛
- 関節痛
- 倦怠感
- 吐き気・嘔吐
- 意識混濁
- 痙攣
- 死亡
診断
感染が疑われる馬や人から採取した血液または唾液を検査し、ヘンドラウイルスのRNAや抗体を検出して診断します。
治療
特効薬はありませんが、症状に応じた対症療法が行われます。
- 点滴による体液補給
- 酸素投与
- 抗炎症薬
- 二次感染防止のための抗生物質
予防
フライングフォックスや感染が疑われる馬との接触を避けることが最も重要です。具体的な対策は以下の通りです。
- 病気が疑われる馬やコウモリを直接扱わない
- コウモリが食べた果実やその残渣を食べない
- コウモリが汚染した可能性のある水を飲まない
- コウモリが生息する地域への立ち入りを控える
- 獣医師や農家、野生動物取扱者など高リスク職種は馬用ワクチンを接種する
ヘンドラウイルス相談窓口
ご質問や緊急時はヘンドラウイルスホットライン(1800 675 888)へお問い合わせください。
