医療従事者のための帯状疱疹ワクチン推奨ガイド

帯状疱疹の基礎

帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)が再活性化して起こる、非常に痛みを伴うヘルペスです。免疫機能が低下した人や高齢者に多く、米国疾病予防管理センター(CDC)によると、50歳以上の患者で最も頻繁に見られます。水痘にかかったことがある人なら誰でもウイルスは体内に潜んでおり、再発は繰り返し起こり得ます。感染は飛沫や水疱からの液体に触れることで起こり、潜伏期間は約2~3週間です。発症後は数日から数週間続き、痛みは短期間で収まることもあれば、数週間にわたって続くこともあります。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹ワクチン(商品名:Zostavax)は、60歳以上の成人を対象に予防接種として使用されます。弱毒化した水痘ウイルスを基に製造され、接種後は最大6年間効果が持続するとされています。既に帯状疱疹が発症している場合の治療には用いられません。費用は多くの民間保険やメディケアでカバーされ、CDCのデータでは米国で約2万人が接種し、安全性が確認されています。

医療従事者への推奨

水痘にかかったことがない医療従事者は、帯状疱疹に感染するリスクが高まります。免疫抑制患者や高齢者を担当するすべての医療提供者は、感染拡大防止のためにワクチン接種を検討すべきです。帯状疱疹患者を扱う際は、ガウン、手袋、専用マスクなどの防護具を使用してください。ワクチンは自身がリスクの高い医療従事者にも推奨され、特に60歳以上の方に適用されますが、接種前に必ず医師と相談してください。妊娠中の女性、HIV感染者、免疫機能が著しく低下している人、他のワクチンに重篤なアレルギー反応を示した人には接種は推奨されません。

帯状疱疹に罹患した場合の勤務

帯状疱疹に感染したら、直ちに上司に報告してください。感染症とみなされるため、病変が乾燥してかさぶたが形成されるまで、または医師の許可が出るまで勤務を停止する施設があります。これらの条件が整えば、他者への感染リスクは低くなります。

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