帯状疱疹ウイルスが引き起こす損傷の程度は?

帯状疱疹(ヘルペス・ゾスター)は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)が再活性化して起こります。初期症状はしびれや痛み、発疹で、皮疹が治癒した後も痛みが続くことがあります。

意義

  • 水痘と同じウイルスが体内に潜伏し、年齢とともに免疫が低下すると再活性化しやすくなります。再発時には痛みを伴う発疹や神経系の合併症が生じ、時間とともに自然に回復します。

活動期の症状

  • まずしびれや灼熱感、チクチクした痛みが現れます。その後、皮膚に帯状の発疹が出現し、約3~4週間で治癒しますが、治癒後も疼痛が残ることがあります。放置すると頭痛や帯状疱疹後神経痛、麻痺などの合併症が起こります。

細菌による二次感染

  • 発疹は体の片側に限局し、水疱が破れると開放創となります。この開放創から細菌が侵入し、感染症を引き起こすことがあります。

神経障害

  • ウイルスは脊髄神経節に潜伏し、再活性化すると皮膚だけでなく神経にも損傷を与えます。神経の損傷は瘢痕となり、帯状疱疹後神経痛(PHN)として持続的な激しい疼痛を引き起こします。

治療法

  • 根治療はありませんが、抗ウイルス薬(アシクロビル、バラシクロビルなど)を早期に投与することで発症期間と症状の重症度を軽減できます。

疼痛緩和

  • 軽度の痛みには市販の鎮痛剤が有効です。重度の神経痛には、カプサイシンクリームやリドカイン貼付剤などの処方薬が用いられます。

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