水痘の薬物治療
水痘(水ぼうそう)は、健康な子どもでは軽症で済むことが多いですが、成人や免疫力が低下している人では重症化し、最悪の場合は死亡に至ることがあります。合併症のリスクが高い人は、抗ウイルス薬などの薬物治療が推奨されます。
抗ウイルス薬
- アシクロビルや免疫グロブリン静脈投与(IGIV)は、発疹が出てから1日以内に投与する必要があります。
- バラシクロビルやファムシクロビルは、発疹が出てから1日以降でも投与可能ですが、成人のみが適応です。
ワクチン
- 水痘ワクチンは、感染後でも接種すれば症状を軽減または予防できます。
抗生物質
- 皮膚感染や肺炎などの二次感染が起きた場合は、抗生物質で治療します。特に喫煙者は肺炎のリスクが高く注意が必要です。
かゆみ止め
- 市販の抗ヒスタミン薬やかゆみ止めクリームを使用すると、掻きむしりによる皮膚感染のリスクを減らせます。
鎮痛剤
- アセトアミノフェンは、発熱や痛みの緩和に有効です。水痘の際にアスピリンを使用すると、レイ症候群を引き起こす恐れがあるため絶対に避けてください。
