動物に見られる狂犬病の症状とは
狂犬病はウイルス性の致死性疾患で、感染した動物の唾液が傷口に入ることで人にも感染します。世界保健機関(WHO)の推計では、毎年約55,000人が狂犬病で死亡しています。
初期症状
- 感染後数日で症状が現れます。犬の場合、鳴き声が変わる、咬む部位をかきむしる、発熱や食欲不振が見られることがあります。
凶暴型狂犬病
- 口から唾液が過剰に分泌し、激しく攻撃的になる。瞳孔拡大、混乱、痙攣、離れたがる行動が見られます。
麻痺型狂犬病(「鈍感」型)
- 下顎の麻痺により、口が開けにくくなる。無関心で人を避け、飲水や歩行が困難になることがあります。
その他の症状
- 異常な行動や昼間に夜行性動物が現れるなど。ペットがイライラしたり、震えたり、普段食べないものを食べたがる場合は注意が必要です。
ヒトの症状
- 初期はインフルエンザ様症状(発熱・頭痛)。進行すると呼吸困難、痙攣、胃腸障害、最終的に麻痺や死亡に至ります。
予防・対策
- ペットを外出させすぎず、感染動物に噛まれた場合は速やかに狂犬病ワクチンを接種。野生動物に近づかず、異常行動を見かけたら動物管理局へ連絡しましょう。
