ハンタウイルスの症状と治療法

曝露

ハンタウイルスはネズミの糞尿、特にシカリス、ホワイトフットマウス、コットンラット、ライスラットなどから媒介されます。米国西部のシカリスのうち最大14%がウイルスを保有していますが、感染した動物は外見上は健康です。汚染されたほこりを吸い込むことが主な感染経路です。住宅内での齧歯類の侵入は最もリスクが高く、また、人里離れた山小屋やキャンプ場でも注意が必要です。ヒト間での感染は起こりません。

症状

ハンタウイルス肺症候群(HPS)は、曝露後5〜21日で発症します。最初は発熱、寒気、筋肉痛といったインフルエンザ様症状が現れますが、数日後に息切れや乾いた咳が出始め、肺に液体がたまります。24時間以内に呼吸困難が重篤化し、治療が遅れると致死的です。

治療

ネズミの糞尿に触れ、インフルエンザ様症状が出た場合はすぐに医師を受診してください。米国ではハンタウイルスは稀なため、医師に曝露の可能性を伝えることが重要です。初期段階では血液検査で診断し、抗ウイルス薬が投与されます。呼吸困難や咳が出たら緊急に救急医療を受け、集中治療室で抗ウイルス薬の投与と必要に応じて人工呼吸器による管理が行われます。この心肺期の死亡率は30〜50%です。

予防

ウイルスは糞尿中で最大3日間生存します。汚染された場所を清掃する際は、手袋と防塵マスクを着用し、家庭用漂白剤2カップを1ガロンの水で希釈した溶液で濡らしてから拭き取ります。掃除機や掃く行為は避け、空気中への飛散を防ぎましょう。汚染された衣類や寝具は熱湯で通常の洗剤で洗濯し、作業後は石鹸と水で手を十分に洗ってください。

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