大人の水痘(チキンポックス)治療法

抗ウイルス薬の処方

水痘は帯状疱疹ウイルス(バリセラ)による感染です。発疹が出てから24時間以内に抗ウイルス薬を服用すれば、発疹の数が減り、病期間が短くなると報告されています。ただし、疲労感や発熱、筋肉痛などの全身症状を改善する効果は期待できません。

かゆみのコントロール

カラミンローションは水痘のかゆみ緩和に定番です。氷嚢や冷たい湿布を患部に当てる、重曹・オートミール・コーンスターチを入れた入浴も有効です。これらで改善しない場合は、市販の抗ヒスタミン薬(例:ベナドリル)を使用するとよいでしょう。

感染防止策

かゆみが強いときは爪を短く切り、手洗いを頻繁に行いましょう。掻きむしることで傷が開き、二次感染のリスクが高まります。

特別なリスク(妊娠中)

妊娠中の水痘は胎児に致命的な影響を及ぼすことがあります。感染が疑われる場合は速やかに医師に相談し、免疫状態を検査します。免疫がない場合は、ウイルス曝露後72時間以内にバリセラ・帯状疱疹免疫グロブリン(VZIG)を接種すれば、症状を軽減または予防でき、母子ともに安全です。

合併症と経過

大人の水痘は通常3〜7日続きますが、子どもに比べて肺炎や腎臓・心臓・関節の障害といった合併症が起こりやすく、稀に神経系の障害(脳浮腫や刺激)を引き起こすこともあります。症状が長引く、または重症化した場合は早めに医療機関を受診してください。

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