メトロニダゾールの作用と副作用とは?
メトロニダゾールは、細菌感染症の治療に広く用いられる医薬品です。米国ではファイザー社が製造する商品名「フラジル(Flagyl)」としても知られ、経口投与や外用投与が可能です。多くの患者は副作用を感じませんが、以下の点に注意が必要です。
作用機序
メトロニダゾールは細菌の細胞内に取り込まれ、DNAを損傷させて細菌を死滅させます。これにより感染症が治癒します。
使用目的
主に以下の部位の細菌感染に処方されます。
- 呼吸器系(肺炎など)
- 胃腸系(胃潰瘍、腸炎)
- 皮膚・軟部組織
- 膣内感染
- 関節炎などの関節感染
重篤な副作用
次の症状が現れた場合は直ちに医師に相談してください。
- けいれん
- 水様または血性の下痢
- 手足のしびれや感覚異常
- 発熱・インフルエンザ様症状
- 排尿時の痛み
- 口内に白い潰瘍や斑点
軽度の副作用
以下の症状は比較的軽い副作用として報告されています。
- 吐き気・嘔吐
- 膣のかゆみ
- 咳・鼻づまり
- 舌の腫れや痛み
- 口の中の不快な味
- 頭痛・めまい
注意事項
メトロニダゾール服用中および服用終了後3日間はアルコールを摂取しないでください。アルコールと併用すると、心拍数の増加、皮膚の紅潮、吐き気・嘔吐などの不快感が現れることがあります(ジスルフィラム様反応)。
処方された用量と期間を守り、疑問や異常があれば必ず医師または薬剤師に相談しましょう。
