周辺性めまい(前庭炎)の原因と対処法
原因
- 体は姿勢を感知するために視覚と前庭感覚を利用します。目は脳に「立っている」か「横になっている」かを伝えます。
- バランスに不可欠なのは内耳です。内耳の半規管は液体で満たされたループ状の管で、頭の動きに合わせて液体が流れます。閉塞や感染が起こると、めまい、吐き気、回転感(vertigo)が生じます。
症状
- ジェットコースターの映像を見て少し吐き気を催すことがあります。これは目からの情報と耳からの情報が食い違うためです。揺れる船に乗っているときも同様です。
その他の障害
- 耳から脳幹へ信号を送る前庭神経に問題があると、周辺性めまいが起きます。
- 「中枢性めまい」は脳の疾患が原因です。
診察のポイント
- 最も一般的な原因は内耳の感染です。医師は最近の風邪など上気道感染の有無を確認し、鼓膜の観察で中耳に水がたまっていないかを調べます。ウイルス性もありますが、細菌性が多く、抗生物質で治療されることがあります。重篤な状態かどうかの判断も行います。
リスク要因
- 重度の風邪は内耳感染に進行することがあります。風邪でも十分な休養が重要です。
- 喫煙は風邪後の内耳感染リスクを高めます。
- 内耳感染では軽度の難聴が伴うことがあります。
- 一部の薬は前庭神経や脳幹に影響し、めまいを引き起こすことがあります。
- 事故による症状や、二重視、麻痺、筋力低下などの追加症状がある場合は直ちに受診してください。