EBV血液検査の結果の見方
概要
エプスタイン・バーウイルス(EBV)血液検査は、伝染性単核球症(モノ)に罹患しているかどうかを判断するための検査です。主に血中に存在する抗体(ヘテロフィル凝集抗原)を測定します。肝炎、リンパ腫、風疹、全身性エリテマトーデス(SLE)などの疾患がある場合、偽陽性になることがあります。
検査結果の読み方
EBV Ab VCA IgM:数値が 1 以上で陽性の場合、現在のウイルス感染が疑われます。
EBV VCA IgG:感染後約1週間で 120 以上になることが多いです。陰性はウイルスに未感染、陽性は過去に感染したことを示し、生涯にわたって残ります。
EBV NA IgG:感染後2〜4か月で 120 以上となり、以後は生涯陽性が続きます。
EBV EA‑D IgG:感染後1週間以内に 120 以上になることがあり、約80%の人で2週間以内に消失します。
上記のマーカーを総合的に評価し、単核球症の有無や抗体産生期間を判断します。
必要に応じて再検査を行い、抗体値の増減から症状の改善・悪化を把握します。
