ウイルス感染後の慢性疲労症候群(PVFS)とは
病気と闘った後に疲労感を覚えることは普通ですが、感染が治まった後も数日、数週間、時には数年にわたって疲労が続く人がいます。これは「ウイルス感染後疲労症候群(PVFS)」と呼ばれ、生命に直接的な危険はないものの、生活の質を著しく低下させます。
別名
PVFSは、筋痛性脳脊髄炎(ME)、線維筋痛症、慢性疲労症候群(CFS)と同じ umbrella 診断に含まれます。名称は異なりますが、いずれも感染後に急激な痛みや倦怠感が現れる点が共通しています。
発症
ウイルス感染後、すぐに症状が出るわけではありません。感染が治まって数日間は快方に向かうことがありますが、その後に徐々に症状が現れます。最初は軽いものですが、時間とともに強くなります。
主な症状
症状は個人や元となったウイルスによって異なりますが、以下のようなものが報告されています。
- インフルエンザ様の症状(吐き気、全身の痛み)
- めまい、落ち着かない感覚
- 疲労感が増大し、日常生活が困難になるほどの倦怠感
治療法
現在、PVFS全体を根本的に治す治療法は確立されていません。医師は症状ごに対処します。
- うつ状態が併発した場合は抗うつ薬の投与
- 痛みが強い場合は鎮痛剤の使用
回復の見通し
症状は一時的に悪化したり改善したりを繰り返すことがあります。多くの患者は時間とともに徐々に回復し、最終的に完全に回復するケースが多いですが、一部の人は生涯にわたり症状が残ることもあります。
