リフトバレー熱の予防方法
概要
リフトバレー熱(Rift Valley Fever)は、ウイルス性出血熱に分類されるウイルス感染症です。ウイルスはフィブロウイルス属に属し、主にアフリカで発生します。症状は軽度の発熱が多く、致死率は1%未満です。
予防対策
- 感染リスクのある地域への渡航を控える
動物宿主や蚊媒介が確認されている地域、特にアウトブレイクが報告されている場所への渡航は可能な限り避けましょう。動物の排泄物が付着している環境も危険です。ワクチンが未承認のため、感染した動物に刺されないことが最も効果的な予防策です。
- げっ歯類と節足動物の駆除
ネズミや蚊などの媒介動物を減らすことは重要ですが、リフトバレー熱が常在する貧困国では大規模な駆除は実現が難しいことが多いです。
- 防虫対策を徹底する
アフリカへ渡航する際は長袖・長ズボンを着用し、虫除けスプレーや蚊帳を使用して血吸い虫に刺されないようにします。また、げっ歯類の噛傷も危険なので接触を避けましょう。
- 中間宿主の取り扱いに注意
屠殺された家畜や研究用の霊長類を扱う際は特別な注意が必要です。感染が疑われる霊長類は慎重に評価し、血液や組織、特に流産胎児は高度に感染性があるため取り扱いを禁じます。
- 感染症対策を実施する
感染患者はバリアーナーシング(隔離)を行い、医療機器は十分に滅菌し、施設は定期的に消毒します。
