COVID-19の抗ウイルス薬:知っておくべきポイント
抗ウイルス薬とは
抗ウイルス薬はウイルスの増殖を阻害し、症状の軽減や回復のスピードアップを助ける薬です。細菌感染に効く抗生物質とは異なります。
COVID-19に有効とされる主な抗ウイルス薬
Paxlovid(ニルマトレルビル/リトナビル)
ニルマトレルビルとリトナビルを1錠に合わせた薬で、5日間1日2回経口投与します。症状発症から5日以内に開始すると効果が高いとされています。
12歳以上(体重40kg以上)で重症化リスクが高い成人・児童が対象です。
Molnupiravir(ラゲブリオ)
経口投与の抗ウイルス薬で、5日間1日4回服用します。こちらも症状発症から5日以内の開始が推奨されます。
18歳以上で重症化リスクが高い成人・青年が対象です。妊娠中・授乳中の使用は推奨されていません。
Remdesivir(ベクルリー)
静脈内投与の抗ウイルス薬で、症状発症から7〜10日以内に開始すると効果的です。
12歳以上で入院中の重症COVID-19患者が対象となります。
PF-07321332
経口投与の新規抗ウイルス薬で、軽症から中等症の患者に対し1日1回、5日間投与します。米国ではまだ緊急使用許可が検討中です。
抗ウイルス薬の入手方法
COVID-19と診断された場合、または感染が疑われる場合は、医師に相談し適応があるか確認してください。抗ウイルス薬は処方箋が必要です。
主な副作用
- 吐き気
- 嘔吐
- 下痢
- 頭痛
- 筋肉痛
- 倦怠感
上記は軽度で自然に改善することが多いですが、稀に以下の重篤な副作用が報告されています。
- 肝障害
- 腎障害
- 心臓障害
治療開始前に医師とリスクとベネフィットを十分に話し合いましょう。
まとめ
抗ウイルス薬はCOVID-19の症状軽減、回復促進、入院回避に有効なツールです。感染が疑われる場合は、早めに医師に相談し、適切な薬剤が使用できるか確認してください。
