狂犬病は哺乳類の体内にどのように侵入するか
感染経路
狂犬病ウイルスは感染した動物の唾液中に存在し、咬傷や引っ掻き傷、あるいは唾液が粘膜に触れたときに体内に侵入します。新鮮な傷口や口・鼻・眼の粘膜がウイルスの侵入経路となります。
ウイルスの進行
体内に入ったウイルスは末梢神経を経由して中枢神経系へ移動し、脳や脊髄で増殖します。その結果、炎症と組織障害が起こり、様々な神経症状を引き起こします。
主な症状と予後
症状には発熱、頭痛、意識混濁、興奮、幻覚、麻痺などがあります。症状が現れた時点で致死率は極めて高く、ほとんどの場合致命的です。
予防とワクチン
狂犬病に対する最も有効な予防策はワクチン接種です。曝露前に接種すれば高い予防効果が得られ、曝露後でも速やかにワクチンと免疫グロブリンを投与すれば症状発現を防ぐことが可能です。
