口唇ヘルペスは治るまでどれくらいかかりますか?

口唇ヘルペス(口内ヘルペス)とは

口唇ヘルペスは、ヘルペス単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)が原因で、米国の調査によれば人口の50〜80%が感染しています。初感染後、ウイルスは脊髄近くの神経節に潜伏し、発熱、月経、ストレス、日光などのトリガーで再活性化します。再発は約20〜40%の人が経験すると報告されています。

治癒までにかかる時間

自然に治る場合、ほとんどの口唇ヘルペスは7〜10日で完治します。水ぶくれができる1〜2日前に、皮膚に痛みやチクチク感が現れることがあります。水ぶくれは破れ、かさぶたとなり、傷跡を残さずに治ります。小児、臓器移植患者、湿疹・がん・エイズなど免疫抑制状態の人は、重症化しやすいことが指摘されています。

市販薬での対処

鎮痛効果のある軟膏やクリームは一時的に痛みを和らげますが、米国食品医薬品局(FDA)で承認されているのは「アブレバ(ドコサノール)」のみです。症状が出てから12時間以内に10%ドコサノールクリームを使用すると、治癒が早まるという研究結果があります。

処方薬での対処

医師の処方による抗ウイルス薬(経口または局所用)も治癒を促進します。研究では、1回の経口ファムシクロビル投与が、2回/日の1日分投与と同等の効果を示し、再発性口唇ヘルペスの管理に有用とされています。

治らない、または重症の場合の受診目安

2週間以上経っても改善しない場合や、免疫力が低下している、頻繁に重症の発作がある、目の周囲に水ぶくれができた場合は、速やかに医師の診察を受けてください。

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