傷からの排液は何を意味するのか?
外科的ドレーン(Surgical Drain)
手術後に創部にドレーンを設置し、膿や圧力を排出させることがあります。ドレーンは感染を防ぐわけではありませんが、感染の原因となり得る体液を排出することで、感染リスクを低減します。ただし、創の治癒速度を速める効果はありません。
自然排液(Natural Drain)
炎症に伴い血管から滲出液(エクスデート)が漏れ出します。この液は透明、血色がかったもの、または血液混じりになることがあります。排出量や色、粘度は、炎症の程度や感染の有無を示す指標となります。
排液量
大量の滲出液は治癒を遅らせることがあります。これは感染の兆候や、皮下にたまる浮腫(むくみ)が増加しているサインです。
関連する問題点
創部の排液を行うかどうかは、生活の質、治療に要する時間、感染リスク、疼痛などを総合的に判断して決定します。
感染症状
感染が起きた場合、創部の赤みや腫れ、ズキズキする痛みや圧痛、皮膚に赤い線状の痕跡、膿や水様性の分泌物、悪臭、寒気や発熱などの症状が現れます。
