回旋腱板腱炎は、肩に負荷がかかる動作を繰り返す人に多く見られる疾患です。野球の投手やテニス選手、あるいは頭上で物を持ち上げる仕事をしている人など、オーバーヘッドの動作が頻繁にあると、回旋腱板を構成する腱や筋肉に炎症が起こりやすくなります。
主な症状
回旋腱板に損傷があると、肩関節に痛みが出ます。特に寝ている間に腕の上に体重がかかると痛むことが多く、鈍い痛みが持続し、触れると痛むことがあります。
二次的症状
肩の筋力低下が見られることもありますが、腱炎だけの場合は必ずしも起こりません。筋力低下がある場合は、腕を上げたときに特に顕著になります。
定義
回旋腱板は、肩関節を動かす4本の腱からなる構造です。腱は肩の骨と筋肉をつなぎ、各腱が肩の動きを支えています。
診断
腱炎の診断は、まず簡単な身体検査で行います。医師は腕を様々な位置に動かし、痛みや筋力低下の有無を確認し、圧痛点を探ります。必要に応じて、骨の損傷を除外するためにX線検査や、腱や筋肉の状態を詳しく見るためにMRI検査を行うことがあります。
興味深い事実
回旋腱板は加齢とともに損傷しやすくなるため、年配の方に怪我が多く見られます。
