膝の半月板損傷の主な症状
膝関節の半月板は大腿骨と脛骨の間にあるC字型の内側半月板と、円形に近い外側半月板の2つからなります。衝撃吸収と関節の安定性を担う重要な組織で、特にスポーツ選手に損傷が多く見られます。ねじれや直接的な衝撃が主な原因です。
クリック音(関節の引っかかり)
膝を曲げ伸ばしする際、半月板に裂け目があると大腿骨と脛骨の間で裂け目が引っかかり、階段の上り下りや走行、スクワット時に「カチッ」と音が聞こえることがあります。
痛み
裂傷があると膝関節の内側または外側に痛みが生じます。裂傷は他の構造物(靭帯や軟骨)にも影響を与えることが多く、痛みが増強することがあります。
膝が抜ける感覚
半月板は膝の安定性を保つため、損傷すると歩行や階段の上り下り中に膝が「抜ける」感覚や不安定さを感じます。併発する靭帯損傷があるとさらに不安定になります。
ロック(関節の固定)
大きな裂傷では、裂けた半月板の一部が関節内に挟まり、膝がロックして曲げ伸ばしができなくなります。関節が固定された状態で痛みを伴うことがあります。
圧痛
関節面を触れると圧痛が出ることがあります。特に内側半月板の損傷で顕著ですが、外側半月板でも起こり得ます。
腫れ
小さな裂傷では腫れが出にくいですが、広範囲の裂傷や他の構造物が損傷している場合は、膝周囲に中等度から高度の腫れが見られます。
