継続的受動運動(CPM)装置の使用手順とポイント

継続的受動運動(Continuous Passive Motion、CPM)装置は、外傷や手術後の関節部の疼痛や腫脹を軽減するために医師が処方する機器です。人工膝関節置換術や前十字靭帯(ACL)再建術での使用が最も一般的ですが、肘、肩、手、手首、足首用の小型モデルもあります。装置は関節をゆっくりと所定の速度と可動域で動かし、関節を柔軟に保ちつつ治癒を促進します。

使用手順

  1. 対象の四肢の下にCPM装置を置き、安定した平らな面に設置して装置が倒れないようにします。
  2. 関節を装置のヒンジ部分に合わせ、足台やアームサポートなど必要な部品を調整し、患者に合わせてカスタマイズします。
  3. 付属のストラップで四肢を装置に固定し、動作中にずれないようにします。
  4. 装置の電源を入れ、設定された速度と可動域でゆっくりと関節を動かします。設定は医師が指示し、理学療法士がプログラムします。痛みが出た場合は速度を一時的に下げるか、緊急停止ボタンで停止できます。
  5. 指示された時間だけ使用します。通常は1日2〜10時間を2時間ごとの区切りで実施し、関節が快適に伸展できるようになるまで続けます。

CPM装置は指示通りに使用することで、関節の硬直を防ぎ、リハビリテーションをスムーズに進める助けとなります。

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