加圧室

HBOT患者は、通常の数倍の気圧が保たれた部屋に入ります。高い圧力により血液と肺に酸素が大量に供給され、体は創傷の修復や感染防御に働く物質を放出します。

装置

個人用HBOT装置は、パッド付きのテーブルが長いプラスチックチューブにスライドする構造です。複数人用の装置は軽量のフードやフェイスマスクで酸素を供給し、同時に数名が治療を受けられます。

治療回数の必要性

必要なHBOTセッション数は症状や重症度によって異なります。治りにくい創傷の場合、外来で25~30回程度、1回あたり約2時間の治療が推奨されます。

対象となる創傷の種類

HBOTは糖尿病性慢性創傷だけでなく、血管障害に伴う創傷、圧砕傷、熱傷、壊疽、皮膚移植部位、骨感染、治癒が遅い大きな創傷など幅広いケースで有効です。

費用

複数回の治療、検査、モニタリング、医師の評価が必要になるため、費用は高くなる傾向があります。1回あたりの治療費は概ね100~150米ドルです。

保険適用の留意点

有効性が認められているため、保険がHBOTをカバーすることがあります。治療を検討する際は、事前にご加入の保険会社へ適用可否を確認してください。