開放創傷の感染と対策
開放創傷は、切り傷、擦り傷、刺し傷、動物の咬み傷、木くず、やけどなど、皮膚が損傷したときに生じます。適切に処置しないと感染し、重篤な合併症を引き起こすことがあります。
細菌の侵入
- 創傷が深いほど、特に動物の咬み傷の場合、細菌が侵入しやすく、感染リスクが高まります(ミシガン大学医療システム)。
感染の症状
- 膿や液体が創部から排出される。
- かさぶたが大きくなる。
- 創部周囲が赤くなる。
- 創部から心臓へ向かうような赤い線状の痕跡(リンパ管炎)。
- 痛みや腫れ、発熱。
- 10日以内に治癒しない。
予防策
- 新しい創傷は石鹸と水で10分間しっかり洗浄する。
- その後、石鹸水にさらに15分間浸す(ミシガン大学医療システム)。
抗生物質軟膏の使用
- 創部をいじったり触ったりしない。
- 洗浄後に抗生物質軟膏を塗布し、1日3回再塗布する(バナー・ヘルスケア)。
合併症と対処
- 高熱や全身の倦怠感が出たらすぐ医師に連絡。
- 手や腕の創傷で、腕に赤い線が走っている場合は血流に感染が広がっている可能性がある。
- 創部が膿で満たされたり黒く変色したりしたら、危険なMRSA菌感染の可能性があるため、直ちに受診(メイヨークリニック)。
