下肢の痛みの鑑別診断と対処法
下肢の痛みは、足全体に広がることもあれば、すねやふくらはぎといった部位に限定されることもあります。多くの場合は自然に改善しますが、血栓などの重篤な疾患が隠れていることもあるため、注意が必要です。
疾患と症状
下肢の痛みは、アジソン病、線維筋痛症、動脈硬化症、骨粗鬆症、骨軟化症、ポリミアルジアリウマチ、むずむず脚症候群など、さまざまな病気の症状として現れます。
すねの痛み
末梢動脈疾患、末梢神経障害、坐骨神経痛、外傷、変形性関節症、シンスプリント(すねの疲労骨折)などが原因となります。
ふくらはぎの痛み
過度の使用、筋肉の損傷や捻挫、筋緊張、血行障害、動脈硬化、間欠性跛行、血栓性静脈炎、蜂窩織炎、静脈瘤、深部静脈血栓症などが考えられます。
下腿全体の痛み
靭帯の捻挫、ストレス骨折、アキレス腱炎、関節炎、血管閉塞、痛風、骨腫瘍、転子滑液包炎、感染症などが原因となります。
医療機関への受診目安
マヨクリニックは、足に体重をかけられない、ふくらはぎが腫れて赤く熱を持つ場合は緊急受診を推奨しています。また、足が普段より冷たく感じる、腫れが長引く場合も医師の診察が必要です。痛みが1週間以上続く場合は必ず受診してください。
