ケロイド(肥厚性瘢痕)の定義と対策

ケロイドは、傷が治癒した後に過剰に増殖する瘢痕組織で、元の傷部位を超えて広がることがあります。にきびやピアスなど、一見軽微な外傷でも発症することがあります。

リスク要因

  • 遺伝的素因が強く、アフリカ系アメリカ人や色素が濃い人に多く見られます。
  • 水痘や予防接種部位など、皮膚の外傷や刺激がケロイドの原因となります。

症状

  • 傷口に隆起した硬い結節ができ、かゆみや痛みを伴うことがあります。
  • 色は肌色からピンク、赤色までさまざまで、主に耳たぶ、肩、胸部上部や背中に現れやすいです。

診断

  • 視診だけで診断できることが多いですが、腫瘍など他の疾患を除外するために皮膚生検が行われることがあります。

治療

  • 自然に数年で縮小することもあるため、必ずしも治療は必要ありません。
  • 症状が大きい・不快な場合は、レーザー療法、外科的除去、凍結療法(クライオセラピー)などで縮小を図ります。

合併症

  • 外観への影響による心理的ストレスが主な問題です。
  • 衣服との摩擦による刺激や部位の圧痛、再発(ケロイド症)のリスクがあります。

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