腕を動かすたびに肘が激しく痛む原因とは?
腕を動かすときの肘の痛みの主な原因
- 筋肉の過度な使用(筋肉の捻挫):重いものを持ち上げる、スポーツ、同じ動作の繰り返しなどで、肘周囲の筋肉が疲労・損傷します。
- 腱炎:筋肉と骨をつなぐ腱が炎症を起こすと痛みが出ます。過度な使用や外傷、特定の疾患が原因です。
- 靭帯損傷(捻挫):肘関節を支える靭帯が伸びすぎたり裂けたりします。転倒や衝撃が典型的です。
- 骨折:肘付近の骨が折れると、激しい痛みと腫れ、打ち身が見られます。
- 脱臼:関節が正常な位置から外れると、強い痛みと腫れ、変形が起こります。
- 尺骨神経症候群(キュービタルトンネル症候群):尺骨神経が肘内側の狭い通路で圧迫され、肘や前腕、手に痛み・しびれ・チクチク感が出ます。
肘の痛みを和らげるセルフケア
- 安静:痛みを悪化させる動作は避け、肘を休めます。
- 冷却:氷嚢や冷却パックを15〜20分、1日数回当てて腫れと痛みを抑えます。
- 圧迫:弾性包帯やサポーターで軽く圧迫し、腫れを防ぎます。
- 挙上:肘を心臓より高い位置に保ち、血流を抑えて腫れを軽減します。
- 鎮痛剤の使用:市販のイブプロフェンやアセトアミノフェンで痛みと炎症を和らげます。
- 理学療法:専門家の指導で筋力強化や可動域拡大のエクササイズを行い、再発防止につなげます。
受診が必要なサイン
- 痛みが強く、数週間のセルフケアで改善しない場合
- 腫れ・打ち身・変形が見られるとき
- 尺骨神経症候群のようにしびれやチクチク感が手や前腕に広がるとき
- 肘の可動域が著しく制限され、日常生活に支障が出るとき
医師はレントゲンやMRIなどの画像検査を行い、原因を特定したうえで最適な治療法(薬物療法、装具、手術など)を提案します。
