矯正装置で守るべきこと・避けるべきこと
矯正装置(ブレース)は歯並びや噛み合わせを改善するための重要な装置です。正しい使い方と日常の注意点を守らないと、歯の位置がずれたり虫歯になるリスクが高まります。ここでは、食事・口腔ケア・生活習慣・痛み対策・修理の5つのポイントをわかりやすく解説します。
食べ物・飲み物の注意点
- 硬いものや粘り気のあるものは避けましょう。硬いキャンディ、ナッツ、ポップコーン、トルティーヤチップスなどは装置を破損させる恐れがあります。にんじんやりんごは小さく切って食べてください。
- ガム、チューインキャンディ、タフィーなどの粘り気のある食品はブレースを曲げたり、はさまる原因になります。
- 甘い飲料や酸性飲料は虫歯やエナメル質の腐食を招くため、控えるかストローで飲むようにしましょう。
口腔ケア(清掃)
- ブレースは食べかすがたまりやすく、虫歯のリスクが高くなります。朝晩のブラッシングに加え、食事のたびに歯ブラシとデンタルフロスで徹底的に汚れを除去しましょう。
- フロスが通りにくい場合は、歯科医や矯正医に適切なフロッシング方法を相談してください。
生活習慣の見直し
- 爪を噛む、ペンや鉛筆を噛む、氷をかむなどの癖はブレースを損傷させます。今すぐやめるよう心がけましょう。
- 唇や頬を噛むと、装置に擦れて口内に潰瘍ができやすくなります。
痛みの緩和
- 装置は歯を動かす力を加えるため、調整後に痛みや違和感が出ることがあります。市販の鎮痛剤(例:イブプロフェン)を使用すると楽になりますが、使用前に矯正医に相談してください。
- ワイヤーの先端が歯肉や頬に当たって痛い場合は、鉛筆の消しゴムや矯正用ワックスで覆うと刺激を抑えられます。矯正医はワックスを用意しています。
修理の対応
- ブレースが破損したら、絶対に自分で修理しないでください。自己修理は歯や歯茎を傷つけ、修理費用が高くなる原因になります。
- 破損が確認できたら、次回の予約を待たずに矯正医または歯科医にすぐ連絡し、早めの対応を依頼しましょう。多くの矯正プランでは通常の修理費用がカバーされています。
