タンポンを1週間放置するとどうなるか?
タンポンを膣内に長時間(特に1週間)放置すると、まれではありますが、命に関わる可能性のある中毒性ショック症候群(TSS)を引き起こすことがあります。TSSは、黄色ブドウ球菌や化膿レンサ球菌などの細菌が体内に侵入し、強力な毒素を放出することで発症します。
長時間の使用は、温かく湿った環境を作り、細菌の増殖を助長します。米CDCの報告によると、8時間以上タンポンを装着した場合、TSSのリスクが急激に上昇します。
中毒性ショック症候群(TSS)の主な症状
- 急激な高熱(≥39℃)
- 寒気・震え
- 筋肉痛・倦怠感
- 下痢・嘔吐
- 吐き気・めまい
- 意識混濁や錯乱
- 日焼けのような赤い発疹
- 目・口・喉の紅潮・腫れ
- 下腹部や骨盤部の激しい痛み
TSSは数時間以内に急速に進行することがあるため、上記の症状が現れたらすぐに医療機関を受診してください。8時間を超えてタンポンを装着したことに気付いたら、直ちに取り出し新しいものに交換しましょう。取り出しが困難な場合は、専門医に相談してください。
TSSリスクを減らすためのポイント
- 軽い出血時でも、4〜8時間ごとにタンポンを交換する。
- 超吸収型タンポンの長時間使用は避ける。
- 自然素材やオーガニック繊維製のタンポンを選ぶ。
- 挿入・取り外し前に手をしっかり洗う。
- 膣内に傷や感染症がある場合はタンポン使用を控える。
TSSは稀な疾患ですが、放置すると致命的になることがあります。早期の発見と適切な治療が重要です。
