タンポンを長時間使用するとどうなるか?
タンポンを長時間使用すると起こり得る健康リスク
タンポンを長時間(通常8時間以上)そのままにしておくと、さまざまな健康リスクが高まります。特に深刻なのは、まれだが命に関わる「毒素性ショック症候群(TSS)」です。
毒素性ショック症候群(TSS)
タンポン内部で細菌が繁殖し、毒素を産生するとTSSが発症します。主な症状は高熱、血圧低下、吐き気・嘔吐、下痢、意識混濁などです。これらの症状が現れたら、直ちにタンポンを抜き、医療機関を受診してください。
その他のリスク
- 膣の刺激・不快感:長時間装着すると膣が乾燥し、炎症や痛みが生じ、排尿や性交、タンポン挿入時に痛みを感じやすくなります。
- 尿路感染(UTI):タンポンが尿道を部分的に塞ぎ、細菌が増殖しやすくなります。頻尿、排尿時の痛み・灼熱感、尿の濁りや異臭が症状です。
- 膣感染症:酵母感染や細菌性膣炎などが起こりやすくなります。かゆみ、灼熱感、異常分泌物、強い悪臭が見られます。
- 再度のTSSリスク:前述の通り、細菌が毒素を産生すると命に関わる状態になります。
正しい使用方法のポイント
タンポンは4〜8時間ごとに交換し、就寝前には必ず外すようにしましょう。不安や疑問がある場合は、産婦人科医に相談してください。
