デジタル歯科写真を習得する方法
デジタル写真は歯科分野で多くの応用があり、現在多くの歯科診療所で利用が拡大しています。歯科教育者・講師のゴードン・クリステンセン博士(DDS, PhD)によれば、主な利用例は訴訟対策としての治療記録、患者教育の支援、臨床研究のデータ提供などです。デジタル歯科写真で十分な結果を得るには、適切な撮影技術、カメラ、レンズ、照明機材が必要です。
必要なもの
- デジタル一眼レフ(DSLR)カメラ本体
- マクロ用SLRレンズ(50‑100mm)
- リングライト(リングフラッシュ)
- パーソナルコンピュータ
- 写真編集ソフトウェア
撮影手順
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適切な機材で撮影する
デジタルカメラは安価な1メガピクセル以下のものから、100メガピクセル以上のプロ仕様まで幅があります。歯科診療所での使用には、35mmフォーマットのデジタル一眼レフがコストと機能のバランスが良く、APS-C、APS-H、フルフレームいずれのセンサーでも構いません。最低でも10メガピクセル以上のカメラを選びましょう。
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適切なレンズで近距離の細部を撮影する
歯科写真には中焦点(50‑100mm)のレンズが最適です。特にマクロレンズは実物大に近いサイズで撮影でき、細部を鮮明に捉えられます。推奨は100mmマクロレンズです。
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リングフラッシュで被写体を照らす
口腔内という狭い空間で撮影する際は、レンズの周囲に光を当てるリングフラッシュが必要です。各カメラメーカーが対応機種を提供しています。
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高速シャッタースピードでブレを抑える
患者が頭を動かす可能性があるため、できるだけ速いシャッタースピードを使用します。1/125秒以下の速度は避け、リングフラッシュを併用すれば遅い速度でもブレを防げます。
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絞りを調整して被写界深度を確保する
口腔内全体をクリアに写すには、f/5.6〜f/8程度の小さめ(数値が大きい)絞りを設定します。
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RAW形式で撮影する
JPEGよりも多くの情報を保持するRAW(またはカメラ独自のネイティブ)形式で撮影し、後処理の余地を残します。
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撮影後はLCD画面で確認する
カメラの液晶モニタで画像をチェックし、必要ならすぐに再撮影します。
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画像をPCに取り込み、編集・保存する
付属のケーブルとソフトで画像をコンピュータに転送し、露出やトリミングを調整します。長期保存はディテール保持率が高いTIFF形式で保存し、ハードディスクとDVD/CDなど複数のメディアにバックアップを取ります。
