コンポジット修復のためのトレイセットアップ方法
コンポジットレジン充填の概要
コンポジットレジンの詰め物は、従来の銀アマルガムに比べ、歯科医師も患者も受け入れやすくなっています。自然な歯色に合わせられ、直接歯に結合できるためです。もともと前歯の審美目的で使用されていましたが、材料の改良により、後方の歯でも十分な強度が得られるようになっています(Torres と Ehrlich, 『Modern Dental Assisting』)。
必要なもの
- トピカル麻酔剤・綿棒
- 局所麻酔用シリンジ(使い捨て針とカートリッジ)
- ラバーダムセット(ラバーダム、パンチ、フレーム、クランプ、フォーセプス、はさみ、フロス)
- シェードガイド
- コンポジットレジン材料
- 単剤ライトプロテクトシリンジ
- ライトキュアガン
- ミラー、エクスプローラー、綿プライヤー
- エキベーター等の手工具
- マトリックスバンド、ウェッジ、ホウ(ヌ)プライヤー
- 2インチ×2インチのアルコールガーゼパッド
- ベース、ライナー、プライマー、エッチャー、ボンディング剤
- 仕上げ用バー/ダイヤモンド、ストリップ、ディスク、ポリッシングペースト(ラバーカップ付き)
- アーティキュレーティングペーパーとホルダー
手順
-
トレイへの配置
トピカル麻酔剤と綿棒、局所麻酔用シリンジをトレイに置き、ラバーダム、パンチ、フレーム、クランプ、フォーセプス、はさみ、フロスを整理します。ラバーダムは作業対象の歯を隔離し、感染管理と作業効率を高めます。
-
シェードガイドとレジンの準備
シェードガイドで対象歯に合う色を確認し、異なる色のコンポジットレジンをトレイに並べます。単剤ライトプロテクトシリンジとライトキュアガンもセットします。
-
基本器具の配置
ミラー、エクスプローラー、綿プライヤーをトレイに置き、エキベーターやチゼルなどの手工具を準備します。これらは虫歯除去や腔底の整形に使用します。
-
マトリックスバンドとウェッジの準備(必要な場合)
マトリックスバンドとウェッジ、ホウ(ヌ)プライヤーをトレイに配置し、2インチ×2インチのアルコールガーゼパッドも用意します。マトリックスバンドはレジンの形を保ち、ウェッジはバンドを固定します。
-
ベース・ライナー・プライマー等の配置
ベース、ライナー、プライマー、エッチャー、ボンディング剤をトレイに置きます。ベース・ライナーは歯髄を保護し、プライマーは感作防止、エッチャーは結合面を清浄にします。
-
仕上げ用器具の配置
高速ハンドピース用の仕上げバーやダイヤモンド、研磨用の中・超微細ディスク、仕上げストリップ、ポリッシングペーストとラバーカップをトレイに置きます。
-
咬合確認用紙の配置
アーティキュレーティングペーパーとホルダーをトレイに置き、レジン硬化後の咬合確認に使用します。
