歯の抜歯に伴う合併症と対処法

手順

抜歯は、局所麻酔下で行われます。麻酔により意識はありながら痛みは感じません。歯科医は歯とその根の周囲を麻酔し、専用の器具で歯を前後に揺すって抜きやすくします。必要に応じて縫合を行うこともあります。

抜歯後は腫れ、痛み、出血が数日続くことがありますが、通常は自然に治まります。以下のような症状が続く場合は歯科医に相談してください。

過剰出血

止まらない出血は、抜歯時に血管が損傷した可能性があり、追加の処置が必要です。血液凝固を妨げる薬を服用している場合も同様です。いずれの場合もすぐに歯科医へ連絡してください。

数日間続く軽度の出血は、喫煙、ストローの使用、強いうがいなどが原因で血餅が外れやすくなるためです。出血が続く場合は、歯科医が再縫合やガーゼ充填を行い、治癒を促します。

乾槽(ドライソケット)

抜歯後数日経って痛みが増す場合は、乾槽の可能性があります。血餅が抜歯窩から外れ、骨が露出して激しい痛みを引き起こします。歯科医は再縫合と抗生物質の処方で感染を防ぎます。

アレルギー反応

抜歯後48時間以内は顎の腫れが見られることがありますが、舌や喉まで腫れ、呼吸困難を伴う場合は薬剤へのアレルギー反応が疑われます。直ちに歯科医へ連絡してください。

抜歯後1週間程度で口臭が強くなる場合は感染のサインです。歯科医は抗生物質を処方し、温かい塩水でうがいすることで感染リスクを低減できます。

根尖残存

抜歯時に歯根全体が除去できず、根尖が残ることがあります。残った根尖は自然に顎の表面に出てくることもありますが、感染したり自力で抜けない場合は口腔外科で除去する必要があります。

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