歯のクラウン(被せ物)交換手順とポイント
歯のクラウン(被せ物)は、歯の外側を覆うシェルです。重度の虫歯や損傷がある場合、天然のクラウンを取り除き、人工のクラウンに置き換えることがあります。人工クラウンは主にポーセレンや金属とポーセレンの複合材料で作られ、歯型(印象)からラボで製作されます。適切に作られ、正しく装着されたクラウンは、最大で40年の耐用年数を期待できます。
必要なもの
- 歯の削除用ツール
- 印象材(アルギン酸、ポリビニル、ポリエーテルなど)
- 歯科用エポキシ(セメント)
手順
対象の歯の周囲に局所麻酔を注射し、痛みを抑えます。
歯のクラウン部分を削り、虫歯や損傷した組織をすべて除去します。
削った歯の印象を取ります。ゴム状の印象材を使用し、歯の形状を正確に記録します。
アクリル製の仮のクラウンを被せ、食事や飲み物ができるようにします(仮クラウンは耐久性が低いですが、一時的な保護として機能します)。
取った印象を歯科技工士に送付し、カスタムクラウンを作製してもらいます。クラウンは全ポーセレン、または金属フレームにポーセレンベニアを施したものが一般的で、色は自然な歯と合わせて調整できます。
完成したクラウンを歯に装着し、亜鉛酸化物・ユージノール系のエポキシセメントで固定します。これによりクラウンはしっかりと定着し、長期間使用できます。
適切な手順と材料を用いれば、交換したクラウンは数十年にわたって機能し、審美的にも自然な仕上がりになります。
