義歯はどの素材で作られているのか?
義歯は、欠損した歯を補うために歯科医が作製する装置です。義歯のタイプに応じて使用される素材が異なります。
フルデンチャー(総義歯)
全ての歯が失われた無歯顎患者向けに作られるフルデンチャーは、主に合成プラスチック樹脂で構成されています。義歯に装着される歯は、プラスチック樹脂または自然な外観を求める場合はポーセリンで作られます。
従来型部分義歯(金属フレーム)
従来の部分義歯は、軽量な金属合金のフレームに、審美性を高めるために歯肉色のアクリル樹脂が部分的に被せられています。歯はプラスチック樹脂またはポーセリンで作られます。
非金属アクリル部分義歯
金属を使用しないタイプの部分義歯は、ベース全体がプラスチック樹脂で作られ、歯も同様の素材で作製されます。必要に応じてポーセリン製の歯を使用することも可能です。
非金属フレキシット義歯
フレキシット義歯は、柔軟性のあるナイロンベースを採用した高品質な非金属義歯です。そのため金属や硬質アクリルに比べて装着感が向上します。歯はプラスチック樹脂またはポーセリンで作られます。
固定式部分義歯(クラウン・ブリッジ)
固定式部分義歯は、クラウンとブリッジとも呼ばれ、口腔内に永久的に接着されます。支台(クラウン)と橋(ポンティック)は、金属ベースにアクリルまたはセラミックを組み合わせたもの、あるいは全てアクリルで作られます。
義歯の素材選択は、患者さんの口腔状態や審美的要求、予算に応じて決定されます。適切な素材を選ぶことで、快適な装着感と長期的な耐久性が得られます。
