歯科技工所で身につく技術と手順

歯科技工所の技術者は、歯科医師からの処方に基づき、義歯やブリッジ、クラウンなどの補綴物を製作します。学習は現場での実務経験や、2年間の準学士課程で取得できる歯科技工技術プログラムで行われます。高度な手作業が求められるため、細かな器用さが重要です。

アルギネート模型の作製

  • 患者の口腔から取られたアルギネート印象に石膏を流し込み、硬化させて模型を作ります。余分な石膏はモデルトリマーで削り取り、完成した模型はアーティキュレーターに装着し、咬合や顎の動きを確認します。その後、ワックスカーバーやスパチュラでワックス模型を作り、金属フレームの設計に活かします。

ポーセリン加工

  • ワックス模型で形状を決めた後、鋳造した金属フレームにポーセリンを層状に焼き付けます。金属とポーセリンがしっかり結合するよう表面処理を行い、ポーセリン炉で焼成し、最終的に光沢のある自然な歯に仕上げます。

各種補綴物の製作

  • 全義歯・部分義歯の製作では、ベースプレートの作成、補綴物の装着、セラミック歯の硬化が主な工程です。ベースプレートワックスで咬合リムを記録し、最適なアーチ形状を決定します。また、矯正装置用のワイヤーフレームやはんだ付け、印象と石膏模型を用いたクラウンやブリッジの作製も重要な技術です。

研磨・仕上げ

  • 完成した義歯やクラウンは、研削機や研磨ホイール、ラグホイールで表面を滑らかにします。研磨剤としてパウダーや研磨ペーストを使用し、最終的に手持ちハンドピースで微調整を行い、自然な光沢と適切な適合感を実現します。

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